日 時:平成23年9月1日(木) 15時30分より
会 場:岐阜グランドホテル

平成23年度 第2回 理事会

 平成23年9月1日午後3時30分から岐阜グランドホテルに於いて第2回理事会が開催されました。
 本理事会には、理事60名中49名が出席し、上程された二議案が審議され、原案どおり承認されました。      

理事会への上程議案
 1.「第1号議案」  一般社団法人移行認可申請書提出の件
 2.「第2号議案」  一般社団法人諸規程・諸規則承認の件
 3.「報告事項」   共益委員長・運営研究会副委員長・総務委員長
 

「第1号議案」 
一般社団法人移行認可申請書提出の件

内閣府申請指導の中で、申請書作成後、「法人の意思決定(少なくとも理事会の決議)を経た上で、行政庁へ申請して下さい。」の指針に基づく案件です。
その認可基準の「公益目的支出計画」は下記のとおりです。

 1.公益目的財産額・・・90,918,266円
 2.事業名「税の啓発活動事業」
    税の意義や役割を考えてもらい、税務行政に対する理解と納税義務に対する意識の高揚を図ることを目的とする事業
 3.公益目的支出の見込額(平均の額)・・・4,853,120円
 4.実施事業収入の見込額・・・1,600,000円
 5.公益目的財産残額が「0(零)」となる予定の事業年度の末日(平成51年3月31日)
 6.公益目的支出計画の実施期間・・・28年間
     算式:実質支出額 「4,853,120-1,600,000=3,253,120」
         支出計画年 「90,918,266÷3,253,120=約 28年」
     注意:「28年間」は、移行法人となり毎年行政庁に報告が必要です

「第2号議案」 
一般社団法人諸規程・諸規則承認の件     

 要点1 定款は21年9月理事会及び22年総会において承認済みです。
 要点2 今回の作成は、一般社団法人格に伴う、新設および改訂です。
 要点3 従前が26規程・規則に対して今回20規程・規則と減少は、内規等に分派していたものを統合したことによります。
 要点4 新設は、「会員に関する規程」・「監事監査規程」・「個人情報管理規定」の三規程です。  

「報告事項」 
共益委員長・運営研究会副委員長・総務委員長   

井納共益委員長

<9月1日からの会員増強運動推進依頼について>

推進方針、計画内容、具体的推進策を報告した。

尾関運営研究会副委員長(研修委員長) 

<法人会運営協議会の事業発表について>

法人会活性化を図るために、各委員会が研究発表への
係り合い分析するように指導した。

武藤総務委員長

<総会議決権と総会委任状回収結果について>

議決権は、正会員1名につき1個への厳格な対応と懇談会
出欠席の明確な態度を依頼した。

<会長メッセージ>

   今回の第2回理事会への上程議案は、公益法人制度改革に伴う2議案について、ご承認ありがとうございました。 理事の皆様方には理事会において一般社団法人の法人格選択の承認から始まりまして、今日までご意見、ご指導を賜りましたことを厚く御礼申し上げます。

  

<署長講演会>
演 題 : TOMORROW IS ANOTHER DAY …映画で学ぶ財政と税…
講 師 : 岐阜北税務署 署長  安井 秀樹 氏
      

 平成23年9月1日、岐阜グランドホテルにおいて、理事会・正副支部長会が行われました。その中で、名古屋国税局の7月の定期人事異動で岐阜北税務署長に着任された安井秀樹氏から、「TOMORROW IS ANOTHER DAY …映画で学ぶ財政と税…」というタイトルで、正副支部長の皆様を対象に税務講話を開催いたしました。

 冒頭、署長の国税局・税務署におけるいろいろな経験をユーモアたっぷりに、ジョークを交えながら、ウィットに富んだ展開で紹介され、場を十分に和ませて頂いた後、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のこぼれ話に触れられ、ドイツでは確定申告書に「宗教欄」があり、キリスト教徒の場合、所得税の3~9%に当たる教会税を国税当局が徴収し、教会に送金しているという大変興味深いお話を紹介頂きました。

 最後に、映画「風と共に去りぬ」のラストシーンで、主人公のスカーレット・オハラが叫んだ 「TOMORROW IS ANOTHER DAY」は「明日は明日の風が吹く」と訳されることが多いのですが、「大丈夫。今日までいろいろなことがあったけれど、明日という新しい1日があるんだ。明日からの人生は、また自分自身で切り開いていこう。」と訳され、「リーマンショック・東日本大震災等で業績がよくない企業も多いと思いますが、太陽の昇らない日はありません。過去を振り返らず、明日を常に見ていきましょう。」と締めて頂きました。