青年部会・女性部会・税務研究会「三部会合同新署長講演会」が開催されました。
2020.09.16
演題 国税組織と検察組織
講師 岐阜北税務署 署長 鈴木房芳 氏
令和2年9月16日(水)、十八楼において、青年部会・女性部会・税務研究会「三部会合同新署長講演会」が開催されました。
今回は7月の定期人事異動で岐阜北税務署に着任された鈴木房芳氏を講師にお招きして「国税組織と検察組織」という演題で講演会を行いました。
青年部会の髙橋圭司 部会長の開会あいさつに始まり、女性部会の篠田容子 部会長から鈴木署長のプロフィールが紹介され、国税局査察部に通算17年間と長くご活躍されていたことや、岐阜県にもご縁があり、岐阜南税務署の勤務や大垣税務署では個人課税第一部門統括国税調査官を務められていたことなどが紹介されました。
講演では、査察部の発足から現在に至るまでの歴史や、悪質な脱税事件での国税側と検察側の協力体制の説明がありました。
また、判決が出た事件を再度検証するため、年に1回、全国から検察官と査察官が一堂に会して会議を行っていることの紹介がありました。
なお、近年は脱税の手口が巧妙化している上に緻密な証拠収集が求められており、告発件数は減ってきているとのお話がありました。
講演終了後には、税務研究会の大矢克彦 研究会長より謝辞がありました。
鈴木署長の臨場感あるお話しから、国税庁の使命である「適正公平な課税」に向けて、査察部では強い使命感を持って仕事に取り組んでいることが伝わったとともに、適正申告の重要性を再確認でき貴重な講演を聴くことができました。
本来であれば講演会終了後に、三部会合同で懇親会を開催するところですが、新型コロナウイルス感染予防の観点から、部会毎に分かれての昼食会となりました。
青年部会 髙橋圭司 部会長の挨拶 | 女性部会 篠田容子 部会長の講師紹介 |
講師の岐阜北税務署 鈴木房芳 新署長 | 税務研究会 大矢克彦 研究会長の謝辞 |