税務アカデミー講座
演 題  会計をかんたんに把握する ~制度会計と管理会計の違いと生かし方~
講 師  公認会計士・税理士 三浦陽平 氏

 

令和4年11月2日(水)、みんなの森ぎふメディアコスモスにおいて、事業研修委員会「第1回 税務アカデミー講座」が開催されました。

第1回目の今回は、公認会計士・税理士の三浦陽平 氏をお招きし、「会計をかんたんに把握する ~制度会計と管理会計の違いと生かし方~」と題して講演を行いました。

インフレの悪影響は一般消費者にも認識されるところとなり、企業間では特に影響が顕著となっている中で、制度会計を意思決定に流用するようなやり方や、これまでの管理会計の仕組みでは支障をきたす企業が多くなっています。

経営者は正確な情報を基に判断するというスタンスから、情報システムを含めた情報の精度向上や安全性確保に一定以上の知識関心をもつスタンスへ変容する必要がある等、そんな昨今のデジタル事情を勘案して題目設定をしました。

会計面からは、現状の制度会計の良さや限界を簿記の知識がなくてもわかるように提示し、意思決定に有用な管理会計構築の意義、それに対して興味関心をもつということ、また会計の限界点への意識や情報の管理場所への意識を高める講義でした。

会計のみならず、会社の情報全般を受講者に意識していただけるような内容のお話でした。

桒原健七郎 委員長 三浦陽平 氏
桒原健七郎 委員長の挨拶 講師の三浦陽平 氏