課外研修
開催日 令和4年11月23日(水)・24日(木)
行 先 金沢金箔体験と天徳院
参加人数 11名

 

税務研究会では3年ぶりに「宿泊課外研修」を実施いたしました。

新型コロナウイルス感染症対策として、参加者全員がワクチン接種証明書の提示と、出発前の抗原検査陰性を確認のうえ実施いたしました。

バス移動中には税に関するDVD研修を実施いたしました。

初日は、生憎の降雨により兼六園散策は中止とし、21世紀美術館を見学。

世界の従来のジャンルを横断する様々な美術表現を楽しみました。

その後、金沢と言えば金箔工芸が有名ですが、日本最大級の体感型金箔総合ミュージアム「箔一本店 箔巧館」を見学し、箔貼り体験をいたしました。

約2グラムの金を畳1畳分の大きさに伸ばすと1万分の1ミリの薄さになるそうです。

その金箔を指定された小箱に貼り、自分だけのオリジナル小物入れを作りました。

金箔の製造工程、歴史的背景など体験しながら学べる展示が盛りだくさんでした。

2日目は天徳院拝観をいたしました。

天徳院は元和9年(1623年)に加賀藩3代藩主前田利常公が正室玉姫さまの菩提を弔うため、金沢城の東に4万坪の広大な敷地に創建した曹洞宗の寺院です。

玉姫さまは徳川2代将軍秀忠公の娘として生まれ、加賀藩3代藩主利常公に嫁がれたのち、加賀百万石の危機を救い、その繁栄に尽くしました。

いまも金沢市民に敬愛され、親しまれている女性です。

天徳院では、明治維新まで続いた加賀百万石繁栄の礎となった歴史を学ぶことが出来ました。

天徳院拝観の後、金沢市民の台所として欠かせない近江町市場にて、新鮮な日本海の幸をお土産に帰途に就きました。

3年ぶりの宿泊課外研修で、歴史と伝統に育まれた金沢市を堪能し、会員間の親睦も図れ、大変有意義な行事となりました。

 

税務研究会 運営委員 池田良治