高校生向け租税教室
開催日 令和5年年12月5日(火)
会 場 岐阜市立岐阜商業高等学校
出席者 4名

演 題 私たちの身近な道具・お金の話 ~税金ってなんだろう?~
講 師 しのだ会計事務所 税理士 篠田陽子 氏

 

青年部会では令和5年年12月5日(火)に、岐阜市立岐阜商業高等学校において3年生の生徒を対象に「高校生向け租税教室」を開催しました。

租税教室では青年部会員でもある、しのだ会計事務所の税理士・篠田陽子 先生に「私たちの身近な道具・お金の話 ~税金ってなんだろう?~」をテーマに授業をして頂きました。

お金とは、この社会で生きていくためのツールであり、国などの公共団体、企業、家計の三主体をつなぐ社会を動かす血液であり、その流れの中に税があること。税の役割として3つ挙げられ、1つ目は「最も直接的である財源調達機能」、2つ目は「累進性のある税負担による所得再分配機能」、3つ目は「税収増減により好況期、不況期時に経済を安定化させる経済安定化機能」があること。

また、国の予算の内訳や主な国の債務残高において日本がずばぬけて多い事など世界との比較や社会保障費の増加と消費税引き上げの関係など、税の背景を掘り下げた内容を講義いただきました。

また、給与支給明細書の内訳を実際の新入社員を例に説明いただくなどを含めて、これから社会へ出ていくための準備の1つと言えるような、お金(税)の学習ができたのではないでしょうか。

青年部会 租税教育委員長 堀隆男

篠田陽子 氏
講師の篠田陽子 氏